臨床検査技師って、どのような仕事?

臨床検査技師の仕事 医療技術の進歩にともない重要性を増しているのが臨床検査です。具体的には、医師の指示の下に、心電図、超音波、脳波、血液、免疫などの検査を行います。近年、検査技術が高度化され、検査データは医師の正確な診断や治療に大きく貢献しています。臨床検査技師とは、大きな社会的使命があり、とてもやりがいのある仕事です。

身体に検査器具を装着して、直接情報を得る検査のことです。超音波検査、心音図、脳波検査、眼底写真検査、呼吸器機能検査、心電図、MRI(磁気共鳴画像検査)などがここに含まれます。
血液、尿、粘液、臓器(組織)などから採取した「検体」を使って病状などを把握する検査のことです。血液中の成分を調べる血液学的検査、免疫機能の状態を調べるための免疫血清学的検査、感染症の診断に必要な微生物学的検査、DNAの異常を検出したりする遺伝子検査、癌細胞検査など、多くの検査があります。

臨床検査技師の魅力って何?

いのちを守る"縁の下の力持ち"

患者に直接的な治療行為は行いませんが、臨床検査技師から医師に伝えられる迅速かつ正確な情報が、いのちを守る医療現場を支えています。

専門性が高く、安定して働ける

臨床検査技師は、チーム医療の中核を担うスペシャリストです。男女の性別にかかわらず、一生の仕事として安定して続けられることは、大きな魅力の一つです。

活躍の場が多い

経験を積むことにより細胞検査士や超音波検査士などの特定検査に特化した資格も取得でき、ますます活躍の範囲が広がります。

東京医学技術専門学校では、医療人として豊かな人間性をもち、卒業と同時に医療現場ですぐに活躍できる臨床検査技師を養成しています。

国家試験平均95%の合格率

実習は少人数制で行なっており、教員がきめ細かく丁寧な授業をしていますまた実習では、超音波画像装置などの大学にも匹敵する診療装置を使用するなど、現場の即戦力になるための技術や知識を学べる授業が豊富に取り揃っています。

理系科目を基礎から学べる

学ぶ意欲がある学生や、医療に携わりたいという夢を持った学生に対して、教員が一丸となってサポートをしています。理系の基礎的な科目が充実しているので、たとえ高校時代に文系科目しか履修しなかった学生でも、「臨床検査技師になりたい」という熱意さえあれば、日頃の授業も国家試験も全く心配ありません。また、より高度な知識を学びたいという場合は、国公立大学などの3年生に編入することも可能です。

自主性を重んじた校風

臨床検査技師科は、学生を縛りつけることなく、自主性をとても重んじています。これは、命を預かる医療現場のチームの一員として、自分のことだけでなくチーム全体を見渡せる能力を養う、という意味でも、非常に大切なことです。また、自分で考えて行動する機会が多いので、学業とプライベートを両立させ、充実した学生生活を送ることができます。

やっぱり気になる就職状況

臨床検査技師は就職に強い国家資格であり、本校の場合は7.9倍以上の求人票が送られてきており、就職は安心です。

例年、約350以上の求人先があり、平均初任給(基本給+諸手当)は大卒平均を大きく超える約231,000円となっています(平成26年度の大卒初任給は20万円(厚労省調べ))

また、就職相談も充実しており、就職担当職員とクラス担任が、年間を通して相談を行うほか、豊富な資料と多くの同窓生の協力により、もっとも能力の発揮できる職場ヘ就職できるようにサポートしています。

キャンパスライフ

臨床検査技師の業務範囲はとても幅広く、自分の適性に合った仕事が必ず見つかるので、やる気があればどんどんステップアップできることが大きな魅力です。私の場合は、病気との関連性の高い微生物学的検査に興味があるので、その分野に関する深い専門性を身につけようと思っています。

現在実習している病院では、患者様の命に携わる責任感や緊張感と向き合いながら、臨床検査技師という仕事にどんどんのめり込んでいく自分を実感しています。改めて臨床検査技師という職業に巡りあえて幸せだな、と思います。

もし私がもう一度、専門学校に通うとしたら、親身になって面倒を見てくれる先生がいて、充実した実習設備が揃っている東医専を選ぶと思います。あなたも「あの時、がんばって良かった」、そんな一言を、胸を張って言える素敵な学生生活を一緒に過ごしませんか。

昼間部(2年生)の主なカリキュラムと1日のスケジュール例

私は以前、介護関連の仕事をしていましたが、もっと医療に関する専門的なことを学び、自分の将来の選択肢を広げたいと思い、この学校に入学しました。

臨床検査技師の仕事の範囲は、患者様と笑顔でコミュニケーションをとることから、コツコツと地道に分析することまで多岐に渡り、自分の性格に合った仕事が必ず見つかることが大きな魅力です。その分、勉強する内容が幅広いので大変ですが、臨床検査技師科の先生はとても親切で、先生の方から声をかけて頂ける機会も多く、分からないことがあればいつでも聞けるので心配ありません

また、東医専の臨床検査技師科I部は、半分くらいの学生が一度社会人経験を経てから入学しています。年齢層も幅広く、様々なキャリアの学生がいるので、話をするだけで刺激になります。クラスメート同士はとても仲が良く、同年代の学生だけの学校とは一味違った楽しさがあることも、この学校の特徴だと思います。もし興味のある方は、ぜひ一度、学校見学などで自分の目で学校の雰囲気を確かめにきてください。

3年間のカリキュラム

基礎学力の養成を目的として化学、生物、物理、数学、英語などの自然科学や語学を学び、専門科目の履修準備を整えます。そのほかに倫理学や心理学を学び、医療保健福祉学を通して、医療社会の規範と秩序を学び医療人としての素養を高めます。

専門科目を中心とした学習が行われ、臨床検査技師としての基礎技術を集中的に学びます。また、臨床検査の理論と実践の修得を目指すだけでなく、翌年度から始まる臨地実習に向けた、具体的な患者様対応などについても実践的に学びます。

指定病院で実習を行い、患者様への応答、検査業務の流れを学びます。実習では自分の特性を知ると同時に、臨床検査技師としての実践的な視点も養われます。また、卒業と同時に国家試験に合格するために、総括的なまとめの学習に取組みます。

本校は、全国平均(67%)を大きく超える国家試験合格率90%を達成しています。これは、「本校独自の国家試験の傾向分析と対策」、「国家試験合格のための特別集中講義」、「一人ひとりの不得意科目分析と少人数制の補講」、という3つの重点対策によるものです。日頃からしっかりと学び、正しい知識や技術を身につけていれば、国家試験は何も心配する必要はありません。

本校は一人ひとりの生徒と向きあい、学業だけでなく将来のキャリアもサポートしています。個人の能力が最も発揮できる職場に就職できるように、必要に応じて就職相談などを行うなど、丁寧な支援が行われているので、卒業後の就職も安心です。

就職先/実習先(一部抜粋)

上尾中央総合病院
川崎市立川崎病院
結核予防会複十字病院
国保君津中央病院
国立病院機構千葉東病院
越谷市立病院
社会保険中央総合病院
総合病院土浦協同病院
千葉社会保険病院
千葉県済生会習志野病院
千葉労災病院
筑波大学附属病院
東京医科大学病院
東京厚生年金病院

東京女子医科大学東医療センタ一
同愛記念病院
東京慈恵会医科大学附属病院
東京慈恵会医科大学附属葛飾医療センター
東京慈恵会医科大学附属第三病院
東京慈恵会医科大学附属柏病院
東京大学医学部附属病院
獨協医科大学越谷病院
中野総合病院
日本医科大学付属病院
成田赤十字病院
船橋市立医療センター
武蔵野赤十字病院
自治医科大学附属病院

東京大学医学部附属病院

東京大学医学部附属病院

東京慈恵会医科大学附属柏病院

東京慈恵会医科大学附属柏病院